Vol.1(第2話):看板犬ハルオの朝 | P2 and Associates Inc.

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ライフスタイルに豊かさをプラス

Vol.1(第2話):看板犬ハルオの朝

ペットやプランツを日々の生活にプラスして生まれる「ゆたかなくらし」。この連載〈YUTAKA+〉(ゆたかプラス)では、そんなすてきなライフスタイルを実践する人やお店を、フォトローグにしてお届けします。今回は、福岡市薬院のインテリアショップ〈NEST〉の看板犬、ハルオの朝に密着しました。

 

ハルオの朝は、裏口から店内に入った〈NEST〉のスタッフが明かりをつけた瞬間に始まります。「仔犬のころから、狭くて暗い空間にいるとずっと寝てくれるんです」と話すのは、〈NEST〉で働く松岡さん。そう、ハルオは、閉店後から朝まで、ずっとお店にいるのです。オーナーの奥さまが夜に一度排泄とおやつをあげにくる以外は、店内にただ1匹。でも前述の通り、朝までぐっすりなのだといいます。

 

朝の排泄を済ませたあとは、待ちに待った朝食タイムです。「少しおなかが敏感なので、今はドッグフードに水を足しています」。そう話しながら、松岡さんがハルオのお皿を置いたのは、2階に続く階段。「床置きだと消化に悪いと聞いたので、少し高さのある場所で食べさせたくて。ここがちょうどいいんですよ」と説明してくれました。あっという間に朝食を食べ終えたハルオの口をきれいに拭いたあと、松岡さんが持ってきたのはリード。そう、お散歩タイムです。「濡れるのが嫌いなので雨の日は出たがらないんですが……」。この日は快晴。戸外の焼けつくような暑さにもかかわらず、ハルオは張り切って外に飛び出していきました。

 

大好きな配達員さんやご近所さんにあいさつしながらいつものコースを進むハルオでしたが、長毛種ということもあり、暑い季節の散歩は短く切り上げて終了。「この時期は途中で休みたがるので、やっぱり疲れるのだと思います」。お店に帰ってからは、自由時間です。松岡さんらスタッフが忙しく働く中、ゲートの中で休んだり店内を見回ったり。「お客さまが犬にあまり興味を示されないときは、おとなしくレジ横のスペースに戻ったりするんです」と松岡さん。仔犬のときは言うことをきかないことも多かったといいますが、今はそんな過去を感じさせないほど落ち着いています。

 

「〈NEST〉のオープン前からオーナーが飼っていた先代犬のアビルが亡くなったあと、やはり寂しいということで奥さまが連れてこられたのがハルオなんです。仔犬からお店で飼うということに心配もありましたが、今は本当になじんでくれています」。そう話す松岡さんやほかのスタッフ、そしてもちろんオーナー夫妻の深い愛情があったからこそ、ハルオはこんなにも穏やかな顔をしてお店で過ごしているのかもしれません。「スタッフが帰る時間になると、急に真顔になるんですよ」。自分たちを慕ってくれるからこそのそんな表情の変化がいとおしいのだと、松岡さんは言います。〈NEST〉編最終話となる第3話では、こうしたスタッフとハルオの日々の生活を、もっとゆたかで快適にするコツや道具をご紹介。ぜひ参考になさってください。

 

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