Vol.5(第2話): ロゴとインテリア
ペットやプランツを日々の生活にプラスして生まれる「ゆたかなくらし」。そんなすてきなライフスタイルを実践する人やお店を追ったフォトローグが、この連載〈YUTAKA+〉(ゆたかプラス)です。
連載第5回目は、この3月、福岡・天神のイムズにオープンしたプランツ・プランツ&バザールの裏側に迫ります。
第2話はショップのロゴと什器についてのお話です。
プランツ・プランツ&バザールに並ぶのは、プランツだけではありません。
都会で生活する人がベランダや小さめの庭で活用できるフラワーポットやガーデニングツール、肥料や園芸用土までが所狭しと置かれています。
ここには「スタイリッシュすぎず、倉庫のような、ほどよい抜け感があるショップにしたい」というP2社長の思いが込められているのです。
そんなショップにしっくり馴染んでいるのが、手書き文字をアレンジしたすっきりとモダンなショップロゴ。
デザインしたのは、春高デザインの春髙壽人さんです。
「すごく嬉しかったですね。ロゴマークはその店の顔、暖簾になるわけです。その仕事を僕に発注してもらったんですから」と、春髙さん。
「10年、20年、50年と、飽きがこないロゴマークを制作しました」と話す通り、シンプルかつ印象的なロゴに仕上がっています。
ショップの表舞台に立っているロゴとは違い、陰でショップを支えながらもしっかりと表情をつくり出しているのが、陳列用の什器の数々です。
バザールの店内に入って、少しだけ棚にも目を向けてみてください。インダストリアルな見た目とは裏腹に、さまざまな工夫が凝らされています。
手がけたのは福山秀親計画機構の福山ヒデチカさん。「今回は、フクオカという地域で暮らしている方のアンテナで心地よく受信してもらう周波数のようなものを出せるよう、意識しました。それを感じていただけるといいのですが」と話します。
「『ゆたかなくらし』を意識していないときが、『ゆたか』な時間なのかもしれません」と言う福山さん。そんなさりげない美意識が、店舗デザインにも表れているようです。
シンプルで商品が映えるデザインは、ショップのコンセプトであるインダストリアルな雰囲気に馴染む実用性も兼備。まさにショップを“支える”存在となっています。
バザールを表と裏から表現するロゴとインテリア。ぜひいちどチェックしてみてくださいね。
SHOP INFO.
プランツ・プランツ&バザール
福岡市中央区天神1-7-11 天神イムズB1F
TEL 092-406-6879
OPENING HOURS 10:00AM – 8:00PM
店休日は天神イムズに準じます。
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